庄内地方の方言
日本で一番短い方言での会話は、山形県庄内地方の方言であると言われています。
「け」、「く」がその会話です。
2文字で会話が成立してしまっています。
意味は「(これ、それを)食べてみて」
「分かった頂きます」という意味なんですよ。
東北の方言は、冬が寒いというより極寒であるために
あまり口を開かないように会話が短い傾向にあると言われています。(諸説あり)
庄内地方の方言は
北前船などによる大阪、京都との交易があったために
関西圏の言葉も入ってきており
山形県の他の地方と訛り方が違うそうです。
東北の方言といえば昔、TVで東北の人がインタビューで喋っていると
字幕がでていることがありましたよね。
それくらい方言は独特なものでした。
しかし、最近はあまり字幕は見られませんよね。
だんたんと方言が薄まってきているのでしょう。
庄内地方でも、その傾向にあります。
原因は、やはりTVの影響なのではないでしょうか?
TVで流れてくる言葉(ほとんどが標準語)を
日常的に耳にする事で自分の喋り言葉もそれに似てくるはずです。
また、日本がフラット化してきているのも方言が薄まってきた原因の一つだと思われます。
(人、物、言葉すべてにおいて)
しかし、方言はその地域の文化であり後世に残すべき大切なものだと思われます。
伝承に欠かせない人とは?
そんな中で、庄内地方の方言を伝承していける人たちはいるのでしょうか?
今でも多く方言を話してらっしゃる方は、やはりおじいちゃんやおばあちゃんですよね。
山形は三世代同居が多く家庭でも伝承していけるとは思います。
しかし、もっと身近で長く時間を共有している方々がいます。
それは、介護職の人たちです。
日常生活全般をケアしているため高齢の方と多く会話したり接しています。
またケアされる方は、方言で話されることが多いはずです。
その言葉を理解しなくてはいけませんし
信頼関係を築く為に介護職の方も時には方言で会話することも多いはずです。
そうすると方言をよく知っていて、現在も駆使してしているのは介護職の人たちで
伝承するのために欠かせない人々ではないでしょうか!
是非、そんな介護職の皆さんから語り部となってもらい
庄内地方の方言を伝承していってもらいたいですね。
今回のブログはここまでです。ご訪問ありがとうございます。 まだ こいの
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