2016年10月11日火曜日

秋の味覚!庄内柿の謎と渋取り

秋の味覚!庄内柿の謎

秋の庄内地方の味覚といえば、庄内柿もその一つです。
農家でなくとも庭先に柿の木がある家庭が多くあります。

庄内柿には、ビタミンAやCが豊富で「医者いらず」といわれるほどの果物。
これからの季節には、持ってこいです。
何気なく食べている、庄内柿ですが色々な謎があります。
今回は発祥の謎、種がないのに柿の木が増やせる謎、渋柿なのに甘くなる謎の3つを調べて見ることにしました。

・発祥の謎

庄内柿の歴史

庄内柿は明治に鶴岡市の鈴木重光さんが
苗木屋で買って育てた柿の中に扁平で種がない柿がなる木を発見、
知り合いの酒井調良さんに相談する。
その酒井さんが現在の酒田市の畑に植えて研究し普及した。

庄内柿の種類は3種類あり現在
・平核無柿
・刀根早生の2種類が主流である。
もう一種類は
・孝士丸
これは1983年に羽黒町の匹田孝士さんが、枝変わりとして発見91年に品種登録し「孝子丸」という品種が生まれる。
他の庄内柿よりも粒が大きく丸みがあるそうです。しかし、匹田家でのみ栽培しており幻の柿ともいわれています。


庄内柿は、偶然の発見を庄内地方の先人たちが研究改良して普及してくれたんですね。感謝!



・種がないのに木を増やせる謎

一般的には、種から木が大きく成長し、実がなるイメージです。
(サルカニ合戦でも、柿の種から木にして実にしていますもんね)

庄内柿は、接木という方法で苗木を作って新しい柿の木を増やしています。


・渋柿なのに甘くなる謎

庄内柿は、木になっている状態では渋く、
これをそのまま食べるとタンニンによる渋みで食べることが出来ません。
では、どうやって渋みを取るのか?

一般的にはアルコールや炭酸ガスなどを使用するようです。

家庭では、専用の液に付けて寝かせます。


庄内柿の渋抜き方法

最後に家庭での渋抜き方法の一例を紹介したいと思います。
(色んな渋抜き方法があります。
今回紹介するのは我が家の方法です。)













木から収穫!高枝切りばさみが重宝します。














今年も結構採れました!
渋抜きの準備













準備するもの
  • ボール
  • 厚手のビニール袋
  • 新聞紙
  • 専用渋抜き液(庄内地方だとホームセンターで普通に売っています)
ビニール袋の底に新聞紙を敷きます。
収穫した柿をタオルで磨きます
次にボールに専用渋抜き液をいれて













柿のヘタの部分を液に浸しビニール袋に入れます。










全てビニール袋に入れたら
ひもで袋を閉じて
涼しいところで概ね5日間寝かせます。











寝かせた柿がこちら

5日間だど
まだ渋が若干残っていました。

1週間ぐらいかな

庄内地方の秋の味覚をいかがですか!


まだ こいの


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