彫刻家、石黒光二さんの作品を酒田市(旧平田町)で探していて、
一つの疑問が?
石黒さんは女性をモチーフにした作品が多いのに
眺海の森、森の家前にある作品だけが男性をモチーフした作品。
これがどういったものだろうと思い調べてみました。
「池田拓さん」という方をモデルにした作品であることが判明。
池田拓さんは、昭和40年に庄内地方の旧平田町出身。
幼少期は病気がちであった。
病気も良くなり、体力向上も図られた高校卒業後にに南北アメリカを徒歩で縦横断。
その事により一躍有名人になったそうです。
しかし、彼は謙虚な人で世間が冒険家とはやし立てても
自分はただの旅行者だと言っていたそうです。
その後、当時、鳥海山の開発が計画されていることなどによる環境破壊を憂い、
環境についての勉強をしようと学費を貯めるためにバイトを開始する。
そんな中、仕事中の事故で命を落とす享年26才。
そんな彼の為に高校の同級生たちが
彫刻家の石黒光二さんに依頼して彫刻を作ってもらったそうです。
偉大なる旅人の目にはどう映る?
飛島・鳥海山がジオパーク認定を受けました。
ジオパークとはジオ=地球・大地 パーク=公園で大地の公園という意味です。
大地、生態系、人の生活の3つのキーワードに沿って保護・保全、教育、地域復興をしていく活動。
簡単にいえば飛鳥・鳥海山の環境保全を図りながら、多くの人にその魅力を伝えていくという事。
この認定によって多くの人が来てくれるでしょう。
また、地元の人も魅力と大切さを再認識できることでしょう。
ただこれによる問題も懸念されています。
(例えばゴミ問題など)
「認定はゴールではなく、これからが本番だ」と、
このジオパーク構想に関わってきた方が言っていました。
本当にこれからの活動が重要になり、地元の方の協力も必要となってくると思います。
もし、池田拓さんが生きていたら、今回の認定はどう映るのでしょうね。
池田拓さんの銅像を見ながらそんな事を考えてしまいました。まだ こいの
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